今日は、あまり馴染みのないケースを紹介していきましょう。
この方は、左足首と右肘の痛みを訴えて来院されました。左足首は、着地すると踵がグラグラして不安定な感じと違和感があるとのこと、右肘はビリヤードのストロークをやっていたら痛くなったとのことでした(20代女性)。
ストレスは、ホルモンのアンバランスを引き起こす!?
検査をしていくと、左足首、右肘ともに関節がグラグラしており、動きが悪い方向もあるのですが、全体的には不安定な感じがしました。特に痛めるような動作はなかったようなので、靭帯の支持性をチェックしていくと、支持性が弱くなっていることがわかったのです。
こういった状況は、長期でストレス下におかれてアドレナリンの過剰分泌により起こります。これらのホルモンは全身の靭帯を緩める性質があるのです。
そういった身体の状況の中で、無理して使った関節に痛みが生じたのでしょう。
治療は、まずホルモンの中枢部とも言われる下垂体に関わる、頭蓋骨治療を行ないました。またその後ストレス臓器である副腎に対する機能アップの治療。そして副腎に関わる関節などの治療を行なっていきます。
また各関節では、動きの悪い方向へポイントを絞って関節を治療しました。また周りの筋肉で負担がかかったことにより硬くなったり緊張している部分はしっかり取り除きました。
そうすることで、大分関節の状態がしっかりしてきました。
ストレスがかかることがなかったかという話をすると、ずっと家族の中での問題でストレスを感じているとのこと。やはりそういったことが背景にあるのですね。
今日のpoint
今回の足首、肘の痛みの原因は、「長期のストレスによりアドレナリン過剰分泌が続き、関節を支える靭帯の支持性が弱くなったこと」でした~。
こういった問題は、自分ではなかなか気づかないものですが、ストレスはこのようにしても身体を困らせているものなのです。
もちろん消化機能や代謝能力、免疫なども低下しやすくなるので、万病の敵ですよね。普段からしっかりストレスコントロールできている人が、一番元気であるとも言えるかもしれません。
このストレスコントロールが難しいのですが・・・。
K.K.
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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
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アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
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